悪い姿勢は楽?

正しい姿勢をとることは、腰痛の予防や改善のためにも良いと言われますが、実際、正しい姿勢を維持するのは辛く疲れますよね? 逆に悪い姿勢で座る方が楽に感じます。

 

眠る時もそうですが、通常であれば楽でリラックスした姿勢をとることが大切だと言われます。しかし、座る姿勢に関しては、何故か疲れる正しい姿勢をとることが大切だと言われています。これには人間の体の構造に原因があるのです。

 

結論から言うと、座る姿勢自体が人間には無理があります。体に負担のかからない状態は、背骨がゆるやかな S 字カーブを描いている時です。ですが、座ることでこの背骨のカーブに変化が起こり、腰に負担のかかる状態になってしまうのです。

 

 

そこで、姿勢を正すことは、少しでも背骨を S 字に保つために効果的な姿勢です。しかし、字を書いたり読書していたりすると、どうしても前傾姿勢になってしまうと思います。実は、背筋を伸ばしている姿勢から前に30度姿勢を傾けただけで、腰にかかる負担は約4倍にもなると言われているのです。また、この傾きが60度になると腰への負担が約8倍にもなってしまうようです。さらに、この状態は血行も悪くなってしまうので、腰痛の原因になってしまうというわけです。

 

 

ですが、ほとんどの人が日常生活のなかで、椅子に座らないのは不可能ですよね? 特にデスクワークの人や仕事で車を運転する人などは、1日中椅子に座って過ごすことになります。

 

ここでは、そういった方々が、座っている姿勢がどれだけ腰に負担がかかっているのか? を知ってもらうことで、こまめに休憩をとったり、ストレッチをすることの大切さ感じて頂きたいと思いご紹介しました。

 

 

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